2022年12月21日
政治資金パーティーの収入を収支報告書に過少記載していた疑惑を巡り、自民党は薗浦健太郎氏の離党届を受理しました。 薗浦氏は21日午後1時ごろに細田衆議院議長宛てに「議員辞職願」を提出し、許可されました。 また、自民党にも正式に離党届を提出し、党側は党紀委員会に諮ったうえでこれを受理しました。 薗浦氏はコメントを発表し「収支報告書に誤った記載をしたことに私にも一定の責任があることを認め、その責任を取るために議員辞職をすることとした」と説明しました。 そのうえで、「国民の政治不信を招きかねないものであり、誠に申し訳なく心より反省をしている」と謝罪しました。 薗浦氏の関係団体の収支報告書には、政治資金パーティーで得た収入を4000万円ほど少なく記載されていた疑いがあり、東京地検特捜部が団体の会計責任者と薗浦氏の刑事処分を検討しています。