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ビル&メリンダ・ゲイツ財団も拠出しているワクチン開発基金に多額の資金提供をする日本政府

Q Research Japan/Nihon より


日本からCEPI(セピ)に対する新たな拠出について 2022年2月25日 厚生労働省

2月25日、岸田文雄総理大臣は、国際的なワクチンの開発・製造を担うCEPI(感染症流行対策イノベーション連合)のリチャード・ハチェットCEOと電話会談を行い、CEPIに対して、日本政府から、

今後5年間で3億ドルの拠出を新たに行うことを伝えるとともに、現下の新型コロナへの対応及び将来のパンデミックへの備えのために、CEPIとの連携を強化していくことを確認しました。CEPIに対する貢献は、パンデミックという人類共通の課題に対応する上で大きな意義を有するものであり、また、我が国自身のワクチン開発・製造を一層促進する上での一助となり得ます。今後とも、日本政府は、国際社会のワクチン開発及び製造に積極的に貢献していきます。

参考

※感染症流行対策イノベーション連合(CEPI: Coalition for Epidemic Preparedness Innovations)について:CEPIは、2017年1月にダボス会議で発足した、ワクチン開発を行う製薬企業・研究機関に資金を拠出する国際基金。日本、ノルウェー王国、ドイツ連邦共和国、英国、欧州委員会、オーストラリア連邦、カナダ、ベルギー王国、

ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカム・トラスト等が拠出を行っている。平時には需要の少ないエボラ出血熱のような世界規模の流行を生じる恐れのある感染症に対するワクチンの開発を促進し、現在、新型コロナウイルスに対するワクチンの開発も支援している。

www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24098.html



CEPIは日本のNECグループと提携して、人工知能が設計した広範囲に保護するベータコロナウイルスワクチンを開発しています 2022年4月8日 CEPI 公式サイト

2022年4月8日; ノルウェー、オスロ/日本、東京: CEPI、流行対策イノベーション連合、およびNEC Corporation(NEC:TSE:6701)は本日、CEPIの2億米ドルのプログラムに基づく最新の資金提供賞を発表しました。 SARS-CoV-2バリアントおよびその他のベータコロナウイルス。CEPIは、人工知能主導のバイオテクノロジーを専門とするノルウェーに本拠を置くNECの子会社であるNEC OncoImmunity AS(NOI)に、最大480万米ドルのシード資金を提供し、広範囲に防御するベータコロナウイルスワクチン候補の初期開発を支援します。


NECは、NOIを通じて、欧州ワクチンイニシアチブ(EVI)やオスロ大学病院などの研究コンソーシアムを主導し、広範囲のベータコロナウイルスから保護するmRNA技術に基づくワクチンの前臨床概念実証を確立することを目的としたプロジェクトを提供します。NECは、人工知能を利用した免疫原の設計にその経験と能力を応用して、ベータコロナウイルスに対して幅広い反応性を持つ新規ワクチン抗原を特定します。リード抗原は繰り返し選択され、SARS-CoV、SARS-CoV-2、MERS-CoVなどのすでに重大な流行またはパンデミックのリスクをもたらしている既知のベータコロナウイルスに対する前臨床研究で検証されます。この革新的なアプローチが成功することが証明されれば、CEPIポートフォリオの他の病原体に対するワクチンの開発にも適用できる可能性があります。これには、まだ出現していないパンデミックの可能性がある未知の病原体である「DiseaseX」が含まれます。

CEPIは、資金提供するワクチンへの公平なアクセスの原則に取り組んでいます。NECは、資金提供契約の条件に基づき、CEPIの 公平なアクセスポリシーに沿って、このプロジェクトの成果への公平なアクセスを実現することを約束しました。

cepi.net/news_cepi/cepi-partners-with-japans-nec-group-to-develop-artificial-intelligence-designed-broadly-protective-betacoronavirus-vaccine/

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